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喫煙者が減少。しかし、肺がんは減らない

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喫煙者が減少しているにも関わらず、肺がん発症者の数が減らないという問題

「肺がんとたばこにそれほどの関係があるのか?」
今や有名になった麻生大臣の発言ですが、その根拠が上記の問題。

このニュースを見聞きした時、「おいおい、どうなってるんだぁ?意味ないじゃないかぁ!」

そんなツッコミをされた方も沢山いらっしゃった事でしょう。
特に、禁煙中の皆さんは・・・。

さて、この事実。実際はどうなのでしょう?
よく一方通行の情報を鵜呑みにすると、まったく違った事実に驚愕する事がありますが、まさに色んな面から事実確認をしなくておかなくてはならない事例です。

特に、禁煙者の方にとっては!

肺がんの発症は時間差で表れている

さて、違う角度からのご意見としましては、『タイムラグ』があると言う事だそうです。
タイムラグ?・・・。

1960年代の喫煙率は、男性で約80%、女性で約20%。そして現在は、男性で約30%、女性で約10%の減少だそうです。

特に、男性の減少率が凄まじい事になっておりますが、こんなにも減っているのに、どうして肺がんの死亡者数が増加しているのかぁ!

そのカラクリは、喫煙者が多かった60年代。その時代に20代だった方が今現在は65歳以上となり、そうなると年齢的にも疾患が発症しやすい年代となるので、必然と肺癌の患者も多くなるという事です。

タイムラグにして、約40年ほど。
そう!圧倒的に多かった60年代の喫煙者が、今現在肺がん死亡率を上げているという事になるのです。

言い換えれば、今がピークとも取れます。
なにせ、現在の現役の方の喫煙率が30%まで低下しているのですから、肺がん予備軍はそれだけ減少する事となります。
その成果が表れるのは、数十年先になるようですが・・・。

因みに、この考え方は疫学における「年齢調整死亡率」というものらしいのですが、実は20年前位から成果(肺癌率の低下)が表れているらしいのです。
* 年齢調整死亡率に関しては、詳細を割愛させて頂きます。

違った角度からの見識だと、確実に禁煙率と肺癌率はリンクしていると言う事だそうです。

さて、どうでしょう?肺がん率低下に貢献するためにも、禁煙はじめてみませんか?

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