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禁煙に「遅い」は関係ない!禁煙は発がん性リスクを抑える!

投稿日:2018-10-16 更新日:

禁煙に「遅い」は関係ない!発がん性リスクを抑える
喫煙歴はもう30年以上。自分の肺は既に真っ黒!もう元には戻らないと自覚しているだけに、禁煙はもう無理だと思っています。でも、タバコが止めたい。今からでも間に合うのか?・・・。

禁煙をしない!と決めている喫煙者の皆さん。
やはり、この喫煙歴の長さで諦めた方も多いのでは?

私の場合、喫煙歴は約20年ほど。
やはり、同じ事を思っていました。「どうせ、真っ黒になった肺は元には戻らん!」と・・・。

こちらでは、『禁煙に遅いは関係ない!』と題して、そんな喫煙歴の長さと禁煙を始める意味(理由)に関してご紹介したいと思います。

チェックポイント・禁煙はいつスタートさせても有効である!
・喫煙歴の長さは関係ない!禁煙は発がんリスクを抑える。

禁煙はいつから始めても有効!その理由とは?

 

禁煙に『遅い』は関係ない

20年も30年もタバコを吸い続けている喫煙者にとっては、『禁煙をする』という事がどうも手遅れなようなイメージがあるようです。

「この歳から禁煙って、もう手遅れだ!真っ黒になった肺は元には戻らん!」
と思いながら、開き直ってタバコを吸い続ける。

しかし、本当に禁煙って意味がないのでしょうか?

禁煙予防という考え方

確かに、喫煙前の真っ新な肺の状態に戻すことは難しいでしょう。

しかし!喫煙歴の長いヘビースモーカーの皆さん。
皆さんが先ず知る必要があるのは、禁煙を始める「意味」と「理由」です。

では、それは一体なんなのか?
ズバリ!『予防』という考え方です。

そう、肺疾患などを患う前に予防(禁煙)を行ってリスクを減らす!という意味です。

禁煙は生存率の悪化を防ぐ!

禁煙で生存率をキープ!

喫煙時に見られるものとして、急激に落ち込む肺機能による生存率カーブと言うのがあります。

しかし、禁煙することにより、非喫煙者の様な緩やかなカーブの状態に戻っていく結果が見られたようです。

これは、急激に落ち込む生存率を、禁煙を始めた年齢から正常なカーブに戻してやるという事です。

そうなると、タバコを吸い続けた状態よりも、生存率が伸びると言うわけです。

これにより、喫煙歴が長くても自覚症状が表面化する前に禁煙を行えば、立派な予防策になるという事です

遅くはありません!
禁煙を始めたその日が『吉日』なのです。

更に、今吸っている現状から禁煙すると、目に見えてよく解る状態があります。

喫煙者の禁煙とは、現状より悪くさせない予防策である

禁煙でも肺胞は元には戻らない

先ず知っておきたいのが、『喫煙によって元に戻すことが出来ないモノ』があると言う事です。
それが「肺胞」です。

では、禁煙をしても意味が無いという事では?
残念ながら、肺胞は再生しません!その為、元の肺には戻す事は不可能です。

しかしながら、禁煙をするメリットは大いにあります!
それは、『リスクを減らせる』という事です。

肺疾患でリスクと言えば・・・。そう、肺がん
つまり、発がん性のリスクを抑えることが出来るという点です。

*詳細に関しては、下記でご紹介しています。

肺胞の働き

ご存知のように、肺には無数の小さな空洞(肺胞)があります。
その空洞の作用によって、呼吸によるガス交換が行われるわけです。

しかし、喫煙によってその肺胞を仕切る壁が崩壊され、大きな空洞となってしまうのです。

それにより、ガスを交換させる表面積が縮小してしまいます。
また、肺胞による弾力性が失われてしまうので、ガス交換の量も減ってしま訳です。

そう!「タバコを吸うと息切れが酷い!」とは、まさにこれが原因です。

そこで重要となってくるのが、「これ以上進行させない!」。
悪くなる前に現状維持で止めておく!という事です。

タバコを吸い続けるとどうなる?

さて、皆さんが喫煙歴の長さから開き直って喫煙を続けるとしたら、どうなるのか!?

第一の症状としては、COPD(慢性閉塞性肺疾患)という症状が表れます。

ところで、今吸っている現状から禁煙すると、目に見えてよく解る状態が確認出来ます。
例えば『血圧』です!

禁煙をスタートさせてから約20・30分後には血圧の低下が表れてきます。

更に、半日ほどで血液中の一酸化炭素の濃度も正常化に向かうようです。

禁煙を始めた直後から、このような結果が表れるのです。
しかし、言い換えれば喫煙を続けている状態だと・・・。

・血圧も常に高め!
・一酸化炭素の血中濃度も高いまま!
・呼吸のし辛さは更に深刻化!

という事になります。

禁煙は発がん性リスクを抑える

禁煙で発がん性リスクを抑える

喫煙歴の長いスモーカーの皆さん。
そんな喫煙者の皆さんが一番気がかりな点は、やはり『肺がんのリスク』ではないでしょうか?

そうです!
肺が黒かろうが息切れが酷かろうが、今はまだ肺がんにはなっていないのです!

まさに、禁煙は肺疾患(肺がん)予防であり、喫煙歴には関係なく有効な手段と言えます!

実際はどうなのか!?禁煙と肺がん予防の本当のところ

結局のところ、禁煙をすれば発がん性リスクは抑えられるのでしょうか?

そんな疑問に対する答えが出たようです!
東京大学と国立がん研究センターによる集団研究の結果、禁煙スタートから男性で21年。女性では11年で発がんリスクがリセットされると言う事です

もちろん、体格の違いや飲酒の有無、年齢や喫煙本数など条件を加味した分析の結果だそうです。

その為、ヘビースモーカーとされる喫煙者でも、この結果が当てはまるとの事

「21年かぁ~。長いなぁ・・・。」
そう思われた喫煙者の方も多いのではないでしょうか。

しかし、物は考えよう!
貴方が40代なら、現役を終え老後の生活に入った頃に、発がん性リスクが解消されるという事になります。

どう思われたでしょうか?

肺がんだけではない!禁煙は、肺疾患全般のリスクを抑える事に

禁煙は肺疾患を予防

ガンの事だけに目を取られていはいけません!

先述の通り、呼吸系の疾患や血管のダメージによる疾患の方が、遥かに大きく現実味のあるリスクです。

肺炎や心不全などは、日本人の死因の上位に来る疾患です。

そして、これらはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)が大きく関わっていると言われています。

上記でも詳しく記載しておりますが、COPDはタバコが主要原因の『肺の生活習慣病』と呼ばれています。
また、死因別死亡数では10番目に多い疾患でもあります。

『禁煙に「遅い」は関係ない!禁煙は発がん性リスクを抑える!』は、以上となります。

まとめ

最後にもう一度。肺胞は元には戻りません!発がん性リスクは、男性で禁煙スタートから約21年後に解消!COPDになると完治は出来ません!以上の事を踏まえると、「喫煙歴が長いから」という理由でタバコを吸い続ける事は、意味が無いという事にお気付きだと思います。

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